FXTFは外資系の外国為替取引を提供する国内オンラインブローカーとして、多くのトレーダーから高い評価を受けているブローカーの一つです。
国内業者ですので当然金融庁の許可を得ており、MT4や、Tradingviewを埋め込んだ独自の取引プラットフォームGXの利用が可能で、これにより高速かつ安定した取引が実現されています。
そして狭スプレッドを利用したMT4でのEA(Expert Advisor)使用も2023年現在可能ですが、一時期中止していたため一部のトレーダーの間でFXTFはEA禁止と認識されています。
また、EA使用復活した後も手数料を10,000通貨あたり20円→40円→20円と変更を繰り返しているため現在(2023年10月)の手数料を把握してない方も多いかと思います。
この記事では、FXTFでのEA使用の真実を伝え、手数料や利用の可否について詳しく解説していきます。
記事のポイント
- FXTFは2020年5月4日以降に開設した口座に関してEAの使用を一時禁止していた
- 2021年12月にFXTFはEAの使用を解禁した
- EAを使用する場合、特定の通貨ペアで取引手数料が発生する
- FXTFのEA使用時の手数料は、取引量や通貨ペアによって異なる
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FXTFのEA禁止の真実
- EAとは
- MT4とは
- FXTFはEA禁止ではない
- FXTFのEA手数料
- OANDAとFXTFのEA使用時の手数料比較
EAとは
EAとは『ExpertAdvisor(エキスパートアドバイザ)』の略称で、メタクオーツ(MetaQuotes)社が開発したMQL言語を用いて作成されたプログラムを指します。
このプログラムは、MT4(次項で解説)のチャート上で動作し、チャートの通貨ペアのティックごとに実行される特性を持っています。
主な用途としては、システムトレード、すなわち自動売買を行うことが挙げられます。
FXTF MT4 PCインストール版を使用することで、このEAを活用してFXの自動売買を実現することができます。
EAは、トレーダーが自らの取引戦略をプログラム化し、24時間取引を実現するためのツールとして、多くのトレーダーからの支持を受けています。
MT4とは
MT4とは、MetaTrader 4の略称で、外国為替取引(FX)をはじめとする金融取引のためのオンラインプラットフォームです。
2005年にメタクオーツ(MetaQuotes)社によって開発され、以来、その使いやすさや多機能性から世界中のトレーダーに広く採用されています。
特に、カスタマイズ可能なチャートやテクニカル分析ツール、そしてEA(Expert Advisor)という自動取引プログラムをサポートしている点や、過去チャートを分析してバックテストを行える点が、多くのトレーダーから高く評価されています。
このMT4を利用することで、初心者から上級者まで、各トレーダーのニーズに合わせた取引環境を構築することが可能となります。
FXTFはEA禁止ではない
FXTFは2020年に、5月4日以降開設した口座に関してはEAを禁止を発表した為、現在もEAが禁止だと思っている方も多いようですが、2021年12月にEAを解禁しています。
2023年現在FXTFではEAを使用することができます。
しかし、2020年5月2日(土)AM9:00以降に口座を申し込んだ口座に関しては手数料がかかります。
FXTFのEA手数料
EA/スクリプト取引手数料は、対象の5通貨ペアで新規1万通貨の取引あたり20円かかります。※2023年10月現在
日本NO.1 最狭スプレッド挑戦計画」を終了に伴い、残念ながらドル円スプレッド0.01pipsが0.02pipsと変更になってしまいましたが、それに伴い10,000通貨あたり40円に値上げされていたEAの手数料が20円に戻りました。
5通貨ペア
USDJPY、EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、EURUSD
※対象通貨ペア以外のEA/スクリプト取引手数料は無料
手数料 | |
---|---|
1,000通貨(0.01ロット) | 2円 |
10,000通貨(0.1ロット) | 20円 |
100,000通貨(1ロット) | 200円 |
1,000,000通貨(10ロット) | 2,000円 |
FXTFはドル円のスプレッドが0.2pipsなので、EAを使用した時は実質0.4pipsになるイメージですね。
通貨ペア | スプレッド | スプレッド+EA手数料 |
---|---|---|
USDJPY | 0.2pips | 0.4pips |
EURJPY | 0.4pips | 0.6pips |
GBPJPY | 0.6pips | 0.8pips |
AUDJPY | 0.6pips | 0.8pips |
EURUSD | 0.3pips | 約0.45pips(1ドル150円計算) |
OANDAとFXTFのEA使用時の手数料比較
FXTF同様に外資のFX会社で、MT4でEAを使用できるOANDAとEA使用時の手数料を比較すると、FXTFの方がやや低めであることが多いです。
ただし、これは一般的な傾向に過ぎませんので、具体的な取引条件や使用するEAの種類によっては、OANDAの方が有利な場合もあります。
OANDAはEA手数料という形ではなく、裁量取引は裁量プラン、EA使用の際はスタンダードプランと最初からスプレッドが違います。
通貨ペア | スプレッド+EA手数料 | OANDAスタンダードプラン手数料 |
---|---|---|
USDJPY | 0.4pips | 0.3~0.8pips |
EURJPY | 0.6pips | 04~1.2pips |
GBPJPY | 0.8pips | 0.9~1.6pips |
AUDJPY | 0.8pips | 0.6~1.1pips |
EURUSD | 約0.45pips(1ドル150円計算) | 0.5~0.7pips |
FXTFでのEA使用方法や詳細
- FXTFで口座開設
- MT4 にEAを入れる方法
- FXTFのMT4自動売買の特徴
- EA使用時の注意点
- FXTFのEA禁止まとめ
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FXTFで口座開設
FXTFの口座開設は、公式サイトから簡単に行うことができます。
まず、公式サイトの「口座開設」ページにアクセスし、必要な情報を入力します。
その後、身分証明書や住所確認書類をアップロードし、審査を待つだけです。審査が通れば、すぐに取引を開始することができます。
MT4 にEAを入れる方法
MT4にEAを導入する方法は簡単です。
まず、EAのファイルをダウンロードし、MT4の「Experts」フォルダにコピーします。
その後、MT4を再起動すると、ナビゲーターウィンドウにEAが表示されます。
これをドラッグ&ドロップでチャートに配置することで、EAの取引が開始されます。
詳しくはEAの使い方参照
FXTFのMT4自動売買の特徴
FXTFのMT4による自動売買は、狭スプレッドでの取引が可能で、サーバが国内にあるためタイムラグなく取引できる点が特徴です。
FXTFのEA使用のメリット
FXTFでのEA使用のメリットは、高速な取引実行や安定した動作が挙げられ、多くのEAが対応しているため、トレーダーの多様なニーズに応えることができます。
MT4を使用可能な海外業者のスプレッドは比較的高い傾向にあるので、その点でFXTFのスプレッドは魅力的です。
また、EAは自分だけのトレードルールで、感情に左右されない取引ができることも魅力の一つです。
FXTFのEA使用のデメリット
EAを使用する場合、高頻度で取引を行うと手数料が高額になる可能性があるのと、プログラムの性質上、技術的なトラブルやシステム不具合のリスクも伴います。
EA使用時の注意点
EAを使用する際の注意点としては、EAの動作環境や設定を正確に理解すること、定期的にEAの動作を確認すること、リスク管理を徹底することなどが挙げられます。
また、EAの動作に依存しすぎず、定期的に市場の動向やニュースなどの外部要因をチェックすることも大切です。
EAはあくまでツールの一つであり、全てを任せきりにするのではなく、自らの判断も交えて取引を行うことが、長期的な成功への鍵となります。
FXTFのEA禁止まとめ
記事のポイントについてまとめます
- FXTFは外資系の外国為替取引を提供する国内オンラインブローカー
- MT4(metatrader4)とTredingviewを埋め込んだ独自の取引プラットフォームGXが利用可能
- 2020年にFXTFは5月4日以降開設した口座に関してEAを禁止したが、2021年12月に解禁
- FXTFは取引のスピードや操作性に優れたプラットフォームを提供
- FXTFは低スプレッドを実現し、取引コストを抑えることが可能
- FXTFは金融庁から認可を受けている国内業者
- EA(ExpertAdvisor)はMQL言語を用いて作成されたプログラム
- MT4は自動売買ができる
- FXTFのEAは10,000通貨の取引あたり20円の手数料がかかる
- FXTFのMT4 PCインストール版でEAを活用してFXの自動売買が可能
- トレーダーは自らの取引戦略をプログラム化し、24時間取引を実現するツールとしてEAを使用