オーディブル(Audible)を使ってみたけど、「頭に入らない」と感じたことはありませんか?
「オーディブルは意味ないのでは?」と疑問を持っている方もいるでしょう。
もしかすると、オーディブルをもうすでにやめた経験があるかもしれませんね。
しかし、オーディブルで小説を聞く楽しみや、感動するコンテンツの発見、おすすめの使い方を見つけることができれば、評判通りの価値を見出すことができます。
この記事では、オーディブルが頭に入らないと感じる瞬間に焦点を当て、その向き不向きの真相や対処法を提供します。
また、読者家100人が泣ける、感動したと評価している小説も紹介しています。
オーディブルを最大限に活用し、読書の新しい形を存分に楽しんでみませんか?
記事のポイント
- オーディブルの向き不向きについての理解
- オーディブルが頭に入らない主な原因と対処法
- オーディブルをやめた人の共通点とその理由
- オーディブルの評判とおすすめの利用方法
オーディブルが頭に入らない理由
- 向き不向きを理解する
- 意識がとられる作業との併用は向かない
- 意味ないと感じる瞬間
- やめた人の共通点
- 微妙との評価を検証
向き不向きを理解する
オーディブルは、多様なライフスタイルに合わせた読書体験を提供しますが、全ての人に適しているわけではありません。
人には認知特性というものがあり、感覚器から入ってきた情報を、脳の中で整理、記憶、理解するにあたって得意な分野が違います。
そもそも耳に入ってきた情報を処理するのが苦手な場合もあるので、これに該当する方は慣れるまで訓練するか、諦めるしかないかもしれません。
認知特性
- 視覚優位…情報を見て記憶するのが得意
- 言語優位…情報を読んで記憶するのが得意
- 聴覚優位…情報を聞いて記憶するのが得意
同じ情報を見聞きしても,誰もが同じ方法で整理したり,記憶したり,理解したりしているとは限りません。
人には,それぞれ認知の仕方に得意不得意があります。
ただし,これらの認知特性は,バランスよく活用している人もいれば,得意不得意の差が大きい人もいます。
また、内容を深く理解したい複雑なテーマや、図表が多用される専門書を扱う際には、テキストベースでじっくりと読み込む方が適していることもあります。
つまり、オーディブルの向き不向きは、あなたの自信の特性、読書の目的や好み、そして日常のライフスタイルに深く関連しているのです。
これらを理解した上で、オーディブルを上手に活用することが、読書体験をより豊かなものに変えてくれるでしょう。
そもそも耳で聴くのが苦手な人も居る
複雑で難しい内容や、図形や表を多用する本は向いていない
意識がとられる作業との併用は向かない
オーディオブックを聴く際、意識を大きく要する作業との併用は避けた方が良いです。
たとえば、車を運転中にオーディブルを聴く場合、少し急いでいる時や、道路の混雑状況によっては全然頭に入らないことがあります。
私は主に移動中の車内で聴くことが多いのですが、他の車に気が取られた瞬間はオーディブルの内容が全く頭に入っていません。
ですので、例えば2車線の幹線道路を走っている時などは、なるべく車線変更などしなくても良いように、右車線をずっと走るなどの工夫をしています。
また、小説や自伝のような話は運転中でも全く問題ありませんが、投資の勉強をしようとマーケットの魔術師を聴きながら運転していた時は、何度も巻き戻す羽目になった経験があります。
さらに余談ですが、オーディブルを聴き入って夜の空いている道を運転している際に、後ろから覆面パトカーに追尾されていることに気付かず切符を切られたこともあります。
意味ないと感じる瞬間
周囲が騒がしい環境や、仕事など他のことに集中しているときにオーディブルを聞いても、話の流れを追うことが難しく、結果的に「オーディブルが意味ない」と感じてしまうことがあります。
また、ナレーターの声や話し方が自分に合わない場合も、同様の感覚を覚えることがあるでしょう。
これは、音声による情報の受け取り方には個人差があるため、一概にオーディブルが不適切だとは言えません。
ただ、このような体験から、オーディブルを最大限に活用するためには、環境を整えることや、いくつかのナレーターを試してみて自分に合った声を見つけることが重要であることを示しています。
それにより、オーディブルを通じて豊かな読書体験を得ることができるようになります。
やめた人の共通点
オーディブルをやめた人には、いくつかの共通点が見られます。
主に、オーディブルの利用方法が自分の生活スタイルや学習方法と合わなかったというケースが多いです。
たとえば、聴くことによる情報の吸収が苦手な人や、具体的な内容を視覚的に確認したいというニーズが強い人は、オーディブルのサービスを十分に活用できないことがあります。
また、定期的に利用しているにもかかわらず、自分に合った本が見つからない、あるいは朗読のスタイルが好みでないと感じるユーザーもいます。
読みたい本があまり見つからない方にとっては、少し高く感じる月額料金かもしれませんね。
微妙との評価を検証
オーディブルに対して「微妙」という評価を下す人がいますが、その理由を検証してみましょう。
一つの理由として、期待していた利用体験と実際の体験とのギャップが挙げられます。
オーディブルは、手軽に多様な書籍を聴けるというメリットがありますが、すべての書籍が聴き放題であるわけではなく、追加料金が発生するケースもあります。
また、ナレーターによっては聴き取りにくい、個人の好みに合わないといった声質の問題も、微妙と感じる原因の一つです。
これらの点は、ユーザーがオーディブルに対して持つ期待値と実際のサービス内容との間に乖離があることを示しています。
しかし、これらの評価は主観的であり、利用する人によって感じ方は異なります。
オーディブルを最大限に活かすためには、自分の好みや利用シーンに合った使い方を見つけることが重要です。
オーディブルが頭に入らない場合の対策
- 頭に入らない場合の対策
- シーン別のおすすめジャンル
- 小説の魅力を再発見
- 感動できるコンテンツ
- 評判から見る活用法
- オーディブルで学ぶ楽しみ方のコツ
- まとめ
頭に入らない場合の対策
オーディブルでコンテンツを楽しんでいるものの、内容が頭に入らないと感じることがあるかもしれません。
そのような場合、いくつかの対策が考えられます。
たとえば、負荷の軽い作業をしながら聴くことで、集中力が分散せずにすみます。
また、オーディオブックの再生速度を自分の理解速度に合わせて調整することも有効です。
さらに、自分の興味や既存の知識レベルに適したコンテンツを選ぶことが大切です。
休憩を取りながら聴くことで、情報の処理を助けることができます。
私の場合、洋画を観る時最初は集中できなくても、しばらく観てると集中して物語の中に入り込んでしまっているということが多いです。
オーディブルも同様に最初は頭に入ってこなくても、しばらく聴いているうちに集中してることが多いです。
- 負荷の軽い作業との併用
- 再生速度を調整する
- 興味のある分野や自分の知識レベルにあったコンテンツ選ぶ
- ある程度の達成度で良しとする
- 同じ本を2度聴く
- 小説などは映画と同じで、しばらくすると集中して入り込んでいることも多い
シーン別のおすすめジャンル
電車やバス、カフェなど集中できるシーン
マルチタスクにならないため何でもOKですが、聴覚から得る新たな知見を期待できたり学習できるものがおすすめです。
運転など軽めの作業中
集中して聴かなくても内容を楽しめる軽い話題の本が適しています。
僭越ながら私が聴いた中で、良かったと思えるおすすめのものを紹介させていただきます。
- 『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』 堀江貴文(著) ⇦先述したスピード違反で切られた時聴いていた
- 『ユダヤの商法』 藤田田(著)
- 『バビロンの大富豪』 ジョージ・S・クレイソン(著)
- 『劇場』 又吉直樹(著)
- 『ジェイソン流お金の稼ぎ方』 厚切りジェイソン(著)
小説の魅力を再発見
オーディブルで小説を楽しむことは、読書の新しい形を提供します。
この形式の最大の魅力は、物語が生き生きと耳から心に直接届く体験です。
特に、ナレーターの表現力が物語の登場人物を実際に感じられるようにしてくれ、その感情や雰囲気をより深く味わうことができます。
また、目を使わないため、移動中や家事をしながらでも、好きな物語を「聞く」ことができるのは大きな利点です。
さらに、小説の細かな描写や登場人物の内面も、声のトーンや速度によって異なる印象を受けるため、テキストでは感じられない新たな発見があるかもしれません。
オーディブル小説は、忙しい毎日の中でも、物語の世界に没頭する時間を提供してくれるでしょう。
感動できるコンテンツ
オーディブルを通じて感動体験を得るためには、選ぶコンテンツに注目しましょう。
実は、オーディオブック特有の魅力には、ナレーションによる臨場感や情感が豊かに表現される点があります。
特に、自分が普段読まないジャンルの本や、有名人や好きな声優による朗読がある作品を選ぶと、新鮮な感動を味わうことができます。
例えば、小説では物語の世界に没入しやすく、自己啓発書では著者の熱意や説得力をダイレクトに感じられます。
感動を求めるなら、ストーリーが豊かで、人間ドラマが描かれている本や、インスピレーションを与えてくれる内容のものを選ぶと良いでしょう。
これらの本は、リスナーの心に深く響き、長い間記憶に残る感動を提供してくれます。
下記は、話題の本.com|【2023最新】「泣ける、感動小説」50選【読書家100人厳選】に掲載されている小説のうち、オーディブルで聴けるものだけをピックアップしました。
- 『八日目の蝉』 角田光代 (著)
- 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ (著)
- 『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和 (著)
- 『ノルウェイの森』 村上春樹 (著)
- 『今夜、世界からこの恋が消えても』一条岬 (著)
- 『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治 (著)
- 『モモ』ミヒャエル・エンデ (著)
- 『星の王子さま』サン=テグジュペリ (著)
- 『君と会えたから・・・』喜多川泰 (著)
- 『Nのために』 湊かなえ (著)
- 『優しい死神の飼い方』知念実希人 (著)
- 『1Q84』村上春樹 (著)
- 『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』冬野夜空 (著)
- 『ウズタマ』額賀澪 (著)
- 『汝、星のごとく』 凪良ゆう (著)
- 『木挽町のあだ討ち』永井紗耶子 (著)
評判から見る活用法
オーディブルの評判は、その活用法の多様さを示しています。
多くの利用者が、オーディブルを通勤中、運動中、あるいは就寝前のリラクゼーションタイムとして利用していることから、生活のさまざまなシーンでオーディブルが役立っていることがわかります。
また、オーディブルは、新しいジャンルに挑戦したいがために始めたという声もあり、知識の幅を広げるツールとしてもその価値が認められています。
利用者によっては、声優やナレーターのファンとして特定の朗読者を追いかける楽しみ方をしている人もいます。
オーディブルの評判を参考にすることで、自分に合った活用法を見つけるヒントが得られるでしょう。
また、異なる利用者の体験談は、新たな発見やオーディブルのさらなる魅力を教えてくれます。
オーディブルで学ぶ楽しみ方のコツ
オーディブルを使って学ぶ楽しみ方にはいくつかのコツがあります。
まず、自分の興味や目的に合わせてコンテンツを選ぶことが重要です。
例えば、新しい知識を身につけたい場合は、専門書や自己啓発書が良いでしょう。
また、リラックスしたいときやインスピレーションを得たいときは、小説や詩集を選ぶと良いかもしれません。
さらに、オーディブルを活用する際は、聴く環境を整えることも大切です。
静かな場所で集中して聴くもよし、移動中や家事をしながら聴くもよし、自分に合った方法を見つけましょう。
これらのコツを利用して、オーディブルでの学びをより豊かなものにしてください。
オーディブルが頭に入らないのまとめ
記事のポイントについてまとめます
- オーディブルは全ての人に適しているわけではない
- 通勤時間や家事をしながらでも読書を楽しめる
- 長時間移動が多い人や目を使う作業に疲れる人に適している
- 複雑なテーマや図表が多用される専門書はテキストで読む方が良い
- 読書の目的や好み、ライフスタイルによってオーディブルの向き不向きが決まる
- オーディオブックを聴く際、意識を要する作業との併用は避けるべき
- 小説や自伝は運転中でも聴きやすい
- 投資学習など複雑な内容は運転中に聴くのに不向き
- 周囲が騒がしい環境ではオーディブルの内容が頭に入りにくい
- ナレーターの声や話し方が自分に合わない場合もある
- オーディブルをやめた人は利用方法が生活スタイルに合わなかった
- 「微妙」と感じるのは期待と実際の体験とのギャップが原因
- 負荷の軽い作業中に聴くと内容が頭に入りやすい
- 再生速度を調整して自分の理解速度に合わせる
- 自分の興味や知識レベルに合ったコンテンツを選ぶべき