キレイモはやめたほうがいい？変わる運営会社とサービス内容

キレイモの脱毛サービスを検討中、またはすでに利用している方で、巷に飛び交うネガティブな情報から、キレイモはやめたほうがいいのかと迷ってる方も多いかと思います。

本記事では、キレイモに近年何があったのか、潰れる可能性はあるのか、運営会社が変わってどうなる？といった情報を精査し、キレイモの契約はやめたほうがいい方と代替案を紹介します。

キレイモはやめたほうがいいといわれる理由

キレイモに何があったのか

キレイモは、一時期脱毛業界でその名を馳せた脱毛サロンですが、近年いくつかの問題が浮上しました。

ここではキレイモで起こった事象を、明瞭かつ専門的な視点から解説します。

まず、キレイモが直面した最大の問題の一つは、経営状態の悪化です。

この悪化は、顧客からの返金要求への対応遅延、従業員への給料遅配の発生という形で顕在化しました。

具体的には、サービスを解約した顧客が返金を受けられず、何ヶ月も待たされるケースが報告されています。

これらの問題背景には、脱毛サロンとしての急速な拡大戦略がありました。

キレイモは全国に店舗を拡大し、そのプロモーションに莫大な資金を投じました。

一見するとこの戦略は成功しているように見えましたが、実際にはこれが経営資源の過剰な消費を引き起こし、キャッシュフローの問題を生んでいたのです。

スタッフのストライキ

給料の遅配が原因で、一部の店舗では従業員によるストライキが発生しました。

これは、サービスの提供を直接担当する従業員の不満が、明確な形で表面化した事例と言えるでしょう。

参考：SmartFLASH｜脱毛サロン「キレイモ」内部で起きていた”給料遅配”地獄…千鳥や渡辺直美ら起用で広告費は月3億円にも

現在キレイモの運営会社は変わった

キレイモを運営していた株式会社ヴィエリスから、GFA株式会社への事業譲渡が行われ、その後2023年には株式会社ミュゼプラチナムに事業が譲渡されました。

運営会社が変わることで、顧客はいくつかの変化を感じることになります。

まず、サービスの質やプランの内容が見直される可能性があります。

新しい運営会社は、前任者が提供していたサービスを継承するとともに、新たなビジョンに基づいたサービス改善や新プランの導入を進めることが期待されます。

また、顧客サポートや解約・返金プロセスなど、顧客対応の体制も強化されることが望まれます。

経営状況の現状

キレイモを譲り受けた株式会社ミュゼプラチナムは、大手電機メーカーの船井電機・ホールディングス（HD）が買収しました。

船井電機・ホールディングス（HD）は長年テレビの製造販売を主力としてきましたが、ミュゼの買収により美容事業を新たな柱に据えようとしています。

新たな事業には当然ながら力が入ることが予想されますので、今後の経営状況改善が期待されます。

参考：読売新聞オンライン｜事業構造　時代に即し転換（船井電機・ホールディングス　上田智一CEO)

キレイモが潰れる可能性

業界大手の株式会社ミュゼプラチナムに譲渡されたことで、経営状態が改善される可能性は十分にありますが、業界内での競争の激化と経営状況の不安定さから、潰れるといった懸念は消えていません。

特に、顧客からの信頼を損ねるようなサービスのトラブルや、経営の透明性の欠如が、その可能性を高めていると言えるでしょう。

しかしスポンサーが見つかったことで、直ぐに潰れることは考えにくいです。

船井電機・ホールディングス株式会社、株式会社ミュゼプラチナム の上田智一氏、柏木 俊之氏の采配に期待が集まります。

キレイモ現在のサービス内容

全身脱毛のみのサロンです。

月額プラン制と通い放題プランが廃止され、メニューが3種類となりました。

スタンダード全身脱毛プラン

1回あたり¥18,333（税込）

総額 3回 ¥55,000（税込）※キャンペーン割引あり

効果抜群の全身脱毛プランです。おでこから足の指先、VIOまで360°隅々まで全身脱毛でき効果満足度の高いコースです。創業9年多くの会員様から支持をいただいているメニューとなります。

エクソソーム全身脱毛プラン

1回あたり¥25,833（税込）

総額 3回 ¥77,500（税込）※キャンペーン割引あり

キレイモから新プランの登場です！今話題の美容成分“エクソソーム”を高配合したキレイモオリジナルジェルを全身脱毛でだっぷり使用。仕上がりはお肌ツルスベです！肌のキメを整え、乾燥肌・敏感肌へのバリア機能の向上、アンチエイジングにも効果的。

フェムケアVIO脱毛プラン

1回あたり¥12,000（税込）

総額 3回 ¥36,000（税込）※キャンペーン割引あり

長年女性の悩みと向き合ってきたキレイモだからできるフェムケア。デリケート部分の黒ずみ、かぶれ、蒸れなど女性特有の悩みをＶＩＯ脱毛と同時に解決します！キレイモオリジナルフェムケアクリームとオイルで普段できないスペシャルケア体験。

出典：KIREIMO｜プラン・料金

キレイモはやめたほうがいい人と解約及び代替案

 

キレイモの脱毛サービスを利用する際、いくつかの状況では、新たな契約やサービスの継続を見直した方が良いと言える人がいます。

以下では、そのような状況にある方々の特徴を具体的かつ専門的な観点から解説します。

これからの契約をやめたほうがいい人

永久脱毛をしたい人

脱毛サロンで使用される光脱毛機器は、医療機関で使用されるレーザー脱毛機器に比べて出力が低く設定されており、そのため「永久脱毛」の効果を得ることが難しい場合があります。永久脱毛を目指す場合、高出力のレーザーを使用し、毛根を破壊することで毛の再生を阻止する医療脱毛が適しています。

部位脱毛をしたい人

キレイモでは全身脱毛プランを中心にサービスが提供されていますが、特定の部位だけを脱毛したいと考えている方にとっては、適切なプランの選択肢が限られる場合があります。

既にしている契約をやめた方がいい人

店舗の閉店や統合で通うのが大変な人

キレイモの店舗運営においては、店舗の閉店や統合が行われています。

これらの変更により、かつては便利だった通いやすい店舗が利用できなくなり、代わりに提案される店舗が自宅や職場から遠く、通うことが困難になる場合があります。

特に、交通の便が悪い地域に住んでいる方や、忙しい日々を送っている方にとっては、通うのに要する時間と労力は重要な検討材料です。

キレイモの対応が不満な人

キレイモにおける対応に不満を感じている場合、それはサービスの継続について考え直すべき合図かもしれません。

対応の不満には、予約の取り扱い、解約や返金のプロセス、施術中の対応など、さまざまな事項が含まれます。

顧客の期待に応えることができないサービスは、利用者にとって価値が低下します。

特に、解約や返金の手続きにおける不手際や、施術の質への不満がある場合は、他の脱毛サロンや医療脱毛クリニックへの乗り換えを検討することが賢明です。

キレイモの解約の手順解説

キレイモを解約したい場合、直接店舗を訪れる必要はありません。

コールセンターへの電話で解約手続きを進めることができます。

解約の際は、未消化分のサービス料金の返金に関する手続きも併せて行われますが、現在は返金の手続きに遅延が発生している状況が報告されています。

また、契約から8日以内であればクーリングオフすることができます。

　クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

出典：国民生活センター｜クーリングオフ

医療脱毛への移行を考える

キレイモから他の脱毛サロンへの乗り換えを検討する際、医療脱毛への移行も選択肢の一つです。

医療脱毛は、サロン脱毛と比較して高出力のレーザーを使用できるため、より短期間での脱毛完了が期待できます。

ただし、医療脱毛の場合は費用が高額になることがあり、治療に伴える痛みがある場合もあります。

医療機関であれば、専門医の診察のもと安全に施術を受けることが可能です。

料金や痛み、施術期間など、自分のニーズに合った脱毛方法を選択することが大切です。

医療脱毛とサロン脱毛の違い

医療脱毛とサロン脱毛の最大の違いは、使用される機器の出力と、施術を行う者の資格にあります。

医療脱毛では、強力なレーザーを使用するため医師の管理のもとでのみ施術が行われます。

一方、脱毛サロンでは、医療行為にあたらないフラッシュ脱毛が主流で、医師の資格は必要ありません。

これらの違いを理解し、自分の肌質や脱毛したい部位、求める効果に合わせて選択することが大切です。

脱毛サロン選びのアドバイス

脱毛サロンを検討する際は、サービスの質、料金体系、アクセスの良さなど、複数の要素を比較検討することが重要です。

また、契約前には解約条件や返金規定を確認することも忘れてはなりません。

口コミや評判だけでなく、実際にカウンセリングを受けて施設の雰囲気やスタッフの対応を自分の目で確かめることも、後悔しない選択をするためには大切です。

キレイモはやめたほうがいいについてのまとめ

記事のポイントについてまとめます

• キレイモは経営状態の悪化により返金要求への対応遅延が発生
• 従業員給料の遅配問題があり、一部店舗でストライキが起こった
• 運営会社が株式会社ヴィエリスからGFA株式会社へ、その後株式会社ミュゼプラチナムへと変更された
• サービスの質やプランの内容が見直される可能性がある
• 店舗の閉店や統合で通いにくくなった顧客が存在
• 解約や返金プロセスに関する顧客の不満が報告されている
• 全身脱毛プランのみとなり、月額プランと通い放題プランが廃止された
• 永久脱毛を求める人や特定部位のみの脱毛を希望する人には不向き
• 解約手続きはコールセンター経由で可能だが返金に遅れがある
• 医療脱毛への移行を検討することも一つの選択肢
• 脱毛サロン選びでは、解約条件や返金規定を確認することが重要