Amazonマスターカードに関して、インターネット上では「やばい」「危ない」といったキーワードが目立ちますが、実際のところはどうなのでしょうか?
この記事では、Amazonマスターカードのメリットやデメリット、キャンペーン情報、審査基準、ポイント還元率、そして三井住友カードとの提携による信頼性などに焦点を当てて解説します。
また、支払い方法やアプリの利便性についても触れ、近年話題になっているのAmazonで不正利用が多い事実や不正利用にあったのに返金されないといった懸念にも言及します。
Amazonマスターカードに関する総合的な情報を提供することで、あなたのカード選びの参考になれば幸いです。
記事のポイント
- Amazonマスターカードの実際の安全性と不正利用のリスク
- カードのデメリットと審査基準の詳細
- ポイント還元率やキャンペーン情報
- 支払い方法やアプリの使用方法に関する情報
Amazonマスターカードは危ない?
- 三井住友カード発行で危なくない
- Amazonでは近年不正利用が多い
- 不正利用が返金されないケース
- 不正利用の予防:最善の対策方法
- 審査:難易度
三井住友カード発行で危なくない
Amazonマスターカードは、三井住友カードとの提携により生まれたクレジットカードです。
このカードは、Amazonのオンラインショッピング体験をさらに向上させるために設計されており、三井住友カードの信頼性とセキュリティを基盤にしています。
Amazonでの購入に特化した機能と特典を備えていますが、実際には三井住友カードが発行のクレジットカードです。
Amazonマスターカードがやばい、危ないといった噂はAmazonで近年起こった不正利用に起因しており、Amazonマスターカード自体が危ない訳ではありません。
Amazonでは近年不正利用が多い
近年、Amazonアカウントの不正利用が顕著に増加していることが問題視されています。
特に、SNS上での報告が相次いでおり、「Amazonギフトカードの大量購入」「二段階認証の突破」といった被害が多く挙げられています。
これらの報告は、ユーザーが自身のアカウントで不正な取引が行われた事実を知らせるもので、中には注文履歴が非表示にされて気づきにくくなっているケースもあります。
この種の不正行為の背景には、サイバー犯罪者による高度な技術の使用があります。
たとえユーザーが二段階認証を設定していても、犯罪者は様々な手段でこれを突破し、アカウントを不正に利用することが可能です。
また、購入履歴を非表示にすることで、不正行為が発覚するのを遅らせ、被害の拡大を図る手口も見られます。
この問題に対して、Amazonでは二段階認証機能を提供していますが、ユーザーはさらに注意深く行動する必要があります。
不正アクセスの疑いがある場合、速やかにAmazonへの報告、パスワードの変更、同じパスワードを使用している他のサービスでのパスワード変更、クレジットカード情報のチェック及びカード会社への連絡が推奨されます。
参考:ITmediaNEWS|「Amazonを不正利用された」──SNS上で報告相次ぐ…
不正利用が返金されないケース
Amazonマスターカードでは、一定の条件下で不正利用が補償されますが、ユーザーの故意や重大な過失によるケースは補償の対象外となります。
また、不正利用の報告が遅れた場合や、カード情報の変更を怠った場合も補償されないことがあります。
(7)前条第2項の紛失・盗難の通知を当社が受領した日の61日以前に生じた損害
不正利用の予防:最善の対策方法
最善の不正利用予防策としては、以下が挙げられます。
まず、定期的にアカウントのセキュリティ設定を確認し、必要に応じて更新することが大切です。
また、メールやSMS経由で届く怪しいリンクや、不審なメールには決して応答しないことも重要です。
さらに、公共のWi-Fiなどセキュリティが低いネットワークでのアカウントアクセスは避け、信頼できるネットワーク環境での利用を心がけるべきです。
これらの対策を行うことで、Amazonマスターカードの不正利用のリスクを最小限に抑えることが可能となります。
審査:難易度
Amazonマスターカードは三井住友カードと提携しており、審査基準は一般的に厳しいと言わる銀行系カードに準じます。
しかし、Amazonマスターカードは流通系カードの特性をも併せ持っているため、審査基準は銀行系カードに比べてやや緩和されていると言えます。
ただし、これは決して審査が甘いという意味ではありません。
クレジットカードの審査は、あくまでも個々の信用情報に基づくものであることを理解しておく必要があります。
Amazonマスターカードが危ないといった噂はスルー
- Amazonマスターカードの基本情報
- メリットとデメリット
- 支払い方法
- アプリはVpass
- キャンペーン期間は新規発行で10000ポイント貰える時も
- まとめ
Amazonマスターカードの基本情報
Amazon MastercardクラシックとAmazon Mastercardゴールドは2021年11月1日に新規発行を終了し、Amazon MastercardとAmazon Prime Mastercardの2枚のカードが新たに登場しました。
- Amazon Mastercard
- Amazon Prime Mastercard
Amazon Prime MastercardはAmazonプライム会員向け、一方Amazon Mastercardは非プライム会員向けです。
これら二つのカードの違いは、Amazonでのポイント還元率のみです。
Amazon Mastercard | Amazon Prime Mastercard | |
---|---|---|
ポイント還元率 | 1.0%(amazonでの買い物は1.5%) | 1.0%(amazonでの買い物は2.0%) |
年会費 | 無料 | |
付帯保険 | 海外旅行2,000万 | |
追加カード | 家族カード・ETC |
メリットとデメリット
メリット
Amazonマスターカードは、オンラインショッピング大手のAmazonが提供するクレジットカードで、特にAmazonのヘビーユーザーに多くの利点を提供します。
このカードの最大の魅力は、年会費が一切かからず、持つだけで多くのメリットが得られる点です。
主要なコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど)で利用する際も、1.5%のポイント還元が受けられます。(200円から)
また、即時審査に対応しており、仮カードの発行で当日からamazonで買い物することができるのも大きな特徴です。(仮カードの利用限度額は3万円)
- 年会費無料
- Amazon利用時のポイントが高還元
- コンビニでも高還元
- 即時審査で当日から使用可能
デメリット
Amazonマスターカードは多くのメリットを提供する一方で、いくつかのデメリットも存在します。
まず、Amazonマスターカードは保険サービスの面で限定的です。
具体的には、海外旅行保険のみが提供され、国内旅行保険はカバーされていません。
次に、Amazonマスターカードで獲得できるポイントは、Amazonでのみ利用可能です。
このため、Amazon以外でのショッピングが多い場合、このカードのポイント制度はあまり魅力的でないかもしれません。
そして、Amazonマスターカードは国際ブランドとしてマスターカードのみを提供しており、VISAやJCBなど他の国際ブランドは選択できません。
- 傷害保険がついているが海外旅行でのみ適用
- ポイントがAmazonの買い物でのみ使用可能
- 国際ブランドはMastercardのみ
支払い方法
Amazonマスターカードでは、一括払いだけでなく分割払いやリボ払いも可能です。
1回払いを選択した場合や、回数を指定できなかった場合にも後から分割に対応しています。
「マイ・ペイすリボ」というオプションサービスで自動的にリボ払いに変更することも可能です。
アプリはVpass
Amazonマスターカードユーザーは、三井住友カードのウェブサービス「Vpass」を通じてカードの明細を確認できます。
これはAmazonのウェブサイト内ではなく、三井住友カード専用のプラットフォームで行われるため、カードの管理にはVpassへの登録が必要となります。
Vpassを利用することで、利用明細の確認、支払い額の管理、その他のカード関連の手続きを簡単に行うことができます。
キャンペーン期間は新規発行で10000ポイント貰える時も
Amazonマスターカードの新規発行で貰えるポイントは、通常で2,000ポイントですが、時折新規入会者向けに最大10,000ポイントを獲得できるキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンは特定の期間や条件下で提供されるため、入会を考えている方はタイミングを見逃さないようにしましょう。
- Amazonプライムデー(7月)
- Amazonプライム感謝祭(10月)
- Amazonブラックフライデー(11月)
Amazonマスターカード危ないについてのまとめ
記事のポイントについてまとめます
- Amazonマスターカードは三井住友カードと提携し、高いセキュリティを持つ
- 「危ない」という噂は不正利用の増加に起因するが、カード自体の安全性に問題はない
- Amazonアカウントの不正利用が近年増えている
- SNSでの不正利用報告が多く、二段階認証の突破例もある
- 不正利用発覚の遅延のため、購入履歴が非表示にされるケースも
- Amazonでは二段階認証を提供しているが、注意が必要
- 不正アクセス疑いがあれば、速やかにAmazonへ報告しパスワード変更する
- Amazonマスターカードの不正利用で補償されないケースもある
- 定期的なセキュリティ設定の確認と怪しいリンクやメールへの対応が重要
- Amazonマスターカードの支払い方法は多様で、リボ払いのオプションもあり
- Amazonマスターカードの管理はVpassを通じて行う
- 特定期間のキャンペーンで新規入会者は最大10,000ポイント獲得が可能